お仏壇ご購入前のポイント
お仏壇は お家の中の小さなお寺です。
ご本尊様とご先祖様の大切なお家で、ご尊家様の「心のよりどころ」とも言われております。
ご家族様が集い、お参りしやすい空間をお勧めします。
〈寸法について〉
設置場所の寸法を確認します。
(仏間・床の間・リビング・家具の上など)
●幅(間口)×高さ×奥行
〈設置場所について〉
平面で安定した床・台の上(傾きがあると仏壇や台に歪みが生じる事が有ります。)
床暖房の部屋:直置きは避けて下さい。
(床暖房の種類によるかと思いますので、施工会社やメーカーにお問い合わせ頂ければと思います。
神棚と同じ部屋の場合、神棚の正面や真下以外に設置します。
※避ける場所:直射日光、冷暖房の風が当たる・湿度や乾燥が強い・水回りや火の側等
〈お買い替えの場合〉
今のご本尊・お位牌を引き継ぐ場合は、ご安置可能か各寸法をご確認下さい。
※お仏壇〈引き取り+お焚き上げ供養〉ご希望の際は、お御見積致します。
(寸法をお知らせ下さい:高さ×幅×奥行)
【お仏壇購入前のチェックポイント】 ダウンロード出来ます。↓
お仏壇選びのお役に立てれば幸いです。
仏壇の歴史
日本に仏教が伝わったのは6世紀頃と言われております。
6世紀後半に日本で初めての仏教寺院が、7世紀には法隆寺が建立されました。
天武天皇は仏教を広める為「諸国に、家毎に、仏舍を作りて、乃ち仏像及び経を置きて、礼拝供養せよ」との詔(みことのり)を下しました。「仏舍(ぶっしゃ・ほとけのおおとの)」は現在の仏壇の祖型に当たるとして、全日本宗教用具協同組合はこの天武天皇の詔勅が出た日を記念して毎月27日は「仏壇の日」と定めています。
仏壇が全国の家々に広がるのは江戸時代になってからです。江戸時代初期に徳川幕府により実施された、全ての人がどこかの寺院に所属するように定めた寺請制度(てらうけせいど)が仏壇普及の背景にあり、忌日法要・年忌法要、お盆行事などの先祖供養、春秋の彼岸行事などが人々の間に定着し、仏壇は日本人の精神生活に欠かせない存在となりました。また、江戸時代には建築や工芸に必要な技術・道具・材料が発達し、現在見ることのできる工芸的にも優れた仏壇の姿がこの時代に登場しました。
戦後になると、それまでの職人が作る仏壇に加えて、工場で量産する仏壇も登場し、品質の優れた製品をよりたくさんのご家庭にお届けすることが出来るようになり、1990年代以降は、海外での仏壇作りも行われるようになり、現代日本においても数多くのご家庭が仏壇を安置・お祀りし、仏壇は心の支え、家庭の中心として大切にされています。(出典:仏壇公正取引協議会)
仏壇の種類
仏壇には大きく分けて「モダン仏壇」「唐木仏壇」「金仏壇」があります。
■モダン仏壇
モダン仏壇とは伝統的なデザインにこだわらず、現代的な洋間にも合うように作られたお仏壇を指します。
これらの仏壇は「家具調仏壇」や「都市型仏壇」とも呼ばれています。
■唐木仏壇
唐木仏壇とは、紫檀、黒檀、鉄刀木などの木材、欅、屋久杉などの日本の木材又はそれらを模した材料を使用した仏壇のことを指します。
■金仏壇
金仏壇とは表面を黒の漆などで塗り、内部に金箔粉等を施した仏壇のことを言います。
仏壇公正競争規約では店頭等における表示、広告等における表示を定めており、仏壇公正取引協議会会員は、規約に拠る表示を実施しています。安心して仏壇公正取引協議会加盟店である当店でお買い求め下さい。